OUR RECYCLE FEATURE 2

日本の環境保全に貢献する
「国産竹のバイオマスアメニティ製造」
「リサイクルの原料化」を実現。

自社独自の研究により国産の竹の原料化、およびリサイクル原料化にも成功。2023年末から国内供給の竹を原料化する工場の稼働もスタート。バイオマス原料生産のスタート時から化石原料の削減を可能にした環境対策事業です。循環型のマテリアルリサイクルは2024年春から稼働開始を予定しています。また、竹を利用することは、国内の放置竹林解消の一助となり、社会貢献に繋がります。

 Check Point!

① 長年実現が難しいとされてきた「竹のバイオマス原料化」に成功。

② 回収したバイオマス製品の「リサイクル原料化」に成功。

③ 国内の竹を活用することで、「放置竹林の社会問題にも貢献」

国内供給の竹を活用したバイオマス製造の流れ

国産竹-原料化-製品-リサイクルの流れ

2023年末
国産竹でバイオマス原料化を行う、
第3工場が稼働開始。


2023年末から、国内供給の竹を使ったバイオマスペレット原料の製造を開始。現在輸入に頼っている、海外からの原料を順次国内原料にシフトし、将来的には100%国内供給の竹原料による製品製造を目指しています。
フィード第3工場
マイン竹バイオマスアメニティ

Product Line-up

国産竹バイオマス製品ラインアップ(予定)


■ 歯ブラシ (ID-05・ID-20・ID-22・ID-23)

■ ヘアブラシ

■ コーム

2023年末工場稼働に伴い国産竹原料による製品製造を順次スタート。各商品へ国産の竹バイオマス原料使用に順次変更し、全てのアメニティで国産竹原料を使用を目指しています。

----  なぜ竹なのか  ----

放置竹林による竹害問題
竹の可能性の双方に着目

社会問題

成長が早く高密度、根が浅い竹の特徴が、
自然バランスの崩壊、土砂崩れの原因に。

マイングループの本社がある北九州は古くから、竹林が多く存在し、管理者不在などによる放置竹林が問題となっていました。
竹は非常に成長が早く、高密度で育つため、土壌に日が当たりにくくなり、結果としてその他樹木の成長を阻害します。また、竹自身は根が浅く、地盤を支える力が弱いこともあり、土砂崩れなどの原因となることも少なくありません。


マイングループではそういった放置竹林による深刻な問題に対して、地域の問題解決の一助となるべく竹を活用することを選びました。

素材の可能性

枯渇の可能性が低く、
国内の環境問題にも寄与できる可能性素材。

竹は成長が早い分、原料として枯渇する可能性が少なく、長期スパンではアメニティ原料として適した素材であると考えました、また、竹を活用することで、現在すでに問題となっている放置竹林による竹害を防ぐ一助にもなり、見える社会貢献にも繋げることが可能になりました。

----  生分解がベストではないの?  ----

現時点の最適解として、
「バイオマス」「リサイクル」を選択。

生分解イメージ
マイングループでは、現時点の最適な答えとして、まずはコスト的にもシステム的にも多くのお客様が取り組むことのできるバイオマスとそのリサイクルシステムの構築を最優先として実現しました。

生分解においては、現時点では、インフラとなる受け入れ土壌の不足、コスト、強度など、社会浸透のための懸念材料があり、今後改善を踏まえていくことで将来的には、素晴らしい答えの一つになると考えております。

リサイクル工場の併設研究室では、将来的な可能性を視野に、生分解の研究も行っていきます。
ポリ乳酸(澱粉)で生産する原料で、土壌の微生物分解により土に還ることのできるプラスチック。現在様々な原料での研究が進んでおり、今後インフラ整備も合わせて整っていけば、将来的に広く浸透していく手法の一つ。

循環型リサイクル - その他の特長