働くロボットたち
とっても頼れるニューフェイス!
マインでは、歯ブラシ・ヘアブラシをはじめとした客室用アメニティから
シャンプー類といったバスアメニティ、さらには化粧品に至るまで、
様々なものをつくって販売しています。
主なお取引先である宿泊施設さまが忙しくなるGW・お盆・年末年始などの
長期休暇が近づくと、とうぜんアメニティの需要も高まるのですが、
沢山のご注文を頂きすぎて生産が追い付かないことも…。
そこで、増産体制を整えるべく、2024年からとあるロボットを導入いたしました。
今回は、噂の(?)ロボットたちについてご紹介していきます!
ちっちゃくても力持ちな「AGV」
歯ブラシやヘアブラシといった製品を成型する “第六工場” に一歩足を踏み入れると、
まず目に入るのが「AGV」という小さなロボット。
AGVとは Automatic Guided Vehicle の略で、一般的には「無人搬送車」と呼ばれます。
その名前の通り、人がいなくても自動でモノを運んでくれる機械のことです。
↑ゆっくり前進するAGV。障害物があればきちんと停止します
このAGVたちが出来上がった製品を運んでくれるのですが、なんと
ロボットだけでエレベーターを使って2階へ上がることもできちゃいます(スゴイですね)!
小柄な (縦95cm×横65cm×高さ25cmほどの) AGVですが、
一度に運べる荷物の量も実はすごいところ。
さて、ここでクイズです!
Q. AGV1台当たりの積載量はどのくらいでしょうか?
①200kg
②400kg
③600kg
…正解はなんと、③の600kgです!!
AGVの重さが132kgくらいなので、
自分の約4.5倍の重さのモノを運べる力持ちということになります。
人間に例えると、60kgの大人が270kgの荷物を持ちあげる…とても無理ですね(^^;)
↑「コタツ風の脚」を台にして、たくさんの荷物を運びます!
高い所にもラクラク手が届く「CTU」
小柄なAGVと比べてひときわ存在感を放っているのは「CTU」というロボットです。
CTUは Carton Transfer Unit の略で、そのまま「カートン搬送ロボット」と呼ばれます。
このCTUの主な役割は、出来上がった製品が入ったコンテナを棚に収納し、
ある程度の量がたまったら仕分け場所まで持って行くこと。
↓棚へ製品を収納するCTU
仕分け場所ではアーム型をした「パレタイジングロボット」が待機していて、
このロボットがAGVの上にコンテナを載せていきます。
CTUの大きさは縦173cm×横95cm×高さ4,565cmもあり、
最大で7つのコンテナを一度に運べてしまいます!
↑仕分け場所へコンテナを降ろしていく様子
人が少ない夜間もモノがつくれるように
ロボットには、人間と違って昼や夜といった概念がありません。
ありとあらゆる業界で人手不足が深刻化する中、
工場の機械化を進めるいちばんのメリットはここにあるのではないでしょうか。
「誰も無理をしない働き方で、必要な量をきちんと生産する」
それを実現するための強力な助っ人であるロボットたち。彼らと上手に協働して、
お客様にいつでも安心安全なアメニティをお届けできるように努めてまいります!
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ロボットも人も、休息は大切です(充電中…)