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歯ブラシに穴が開いてる理由

「どうして、歯ブラシに穴が空いているのだろう」
歯ブラシメーカーで働く新入社員の吉田はわからなかった。

「歯ブラシ 穴 理由」とgoogle先生に聞いてみると。。

「成型機に熱で溶かした合成樹脂を流し⼊れて製造する際に、 その樹脂の流れをよくする(ムラができないようにする)ため、柄の部分に杭のようなものを立てるので、結果的に⽳があく。」

とあった。

「ムラとはどんなものだろう」
「これで合っているのかな?」

せっかく歯ブラシを自社製造しているアメニティメーカーのマインにいるから
製造担当者に確認してみました!

そもそも歯ブラシってどうやって出来るのでしょうか? 

現場の型からプラスチックを成形したものをいただきました。

ハブラシ型抜き

プラモデルみたいに上下で部品が分かれており、
これを組み合わせて、歯ブラシの完成となるそうです。

例の穴はあとから穴を開けるのでなく
 あらかじめ穴が開いている型になっていました。

「ムラができる」というのがよくわからないので
透明でつくったものを見せてもらいました。
穴の下の所に、点があります。
中に気泡ができています。 穴を開けずにつくるとムラになるというのはこういうことなんですね。 製品には問題ないけど、見た目の問題でもあったのか。


ー でも透明じゃなければわからないのでは?  ー


「ムラができにくく、穴の分だけプラスチックが減って経費も下がるので
あえて穴なしを作る理由はないよ」


ー 実際に目で見てやっと理解しました。お忙しい中、ありがとうございます。 ー


「それに最近はこんな歯ブラシを作っているよ」

竹のハブラシ

「これはプラスチックを30%以上減らして竹の粉で作った歯ブラシ。」


ー 竹の粉? ー


「竹は1年で急成長する植物で、増え過ぎちゃうと どんどん山が竹だらけになっちゃう。
その竹を使った歯ブラシだよ」


ー 竹ですぐ緑いっぱいになるからいいんじゃないの? たけのこもできるし。ー


「ちゃんと管理されている竹林だったらいいんだけど、放置されている竹もあるんだ。 ブナやナラなどの山にある木の根っこは、土にしっかり根付いてくれる。 ちゃんと根付くことで、土砂崩れを防止になっているけど 、竹の根は短いから、山をしっかり支えられないんだ」


木の根っこ
木が土を支えるイメージ


「それに竹は自分に水を溜め込むから、山が溜め込んでいる水が少なくなっちゃう。
山から出るミネラルたっぷりの水は、飲み水や農業用のお水に使われているから 竹を減らすことは、水と山を守ることになるんだ。」

湧き水

「最近は海洋プラスチック問題で、プラスチックを減らす取り組みが世界的にあるし、
 カーボンニュートラルでもある」


ー なるほど!! 山、水、地球のためになる、環境にやさしいハブラシなんですね! ー


「今後は、微生物によって分解される生分解を目指しているよ」


ー 将来が楽しみですね ー


”カーボンニュートラル”
カタカナ語が出てきて、話をさえぎっちゃったけど あとでgoogleに聞いてみたら
「焼却の際に出るCo2と、植物の段階でのCO2の吸収量が同じで 実質のCO2の量が増えないこと。日本でも2050年まで温室効果ガス実質ゼロを目指している」と。


2050年となると、あと数十年後の話だけど もうすでに答えを出しているという。。。
歯ブラシ一本から先の先のことも考えている会社だったんだと思い知らされました。



おまけ
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