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ホテルが出来るサステナブル(持続可能)な取り組み

サステナブル、SDGsなど最近よく聞くようになった言葉から
次の世代へ向けてできる取り組みをまとめました。

目次[非表示]

  1. サステナブルとは
  2. 昨今の流れについて
  3. 施設も環境対策を行う必要性が出てくる
  4. 施設ができるSDGsへの取り組み
  5. マインの取り組み
  6. 取り組みを発信することが大切

サステナブルとは

Sustainable 「持続可能な」「ずっと続けていける」という意味になります。 
現在、世界の人たちが共通の目標として取り組み始めているのが
「サステナブルな社会の実現」です。

最近よく聞くSDGs(sustainable deveploment goals)にも使われる言葉です。

 ※SDGs…「持続可能な開発目標」の略。国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標。17の大きな目標と、それらを達成するための具体的な169のターゲットで構成されています。

  SDGs(持続可能な開発目標)とは何か?17の目標をわかりやすく解説|日本の取り組み事例あり | 朝日新聞 2030 SDGs 最近、新聞やテレビの中でよく聞くようになった「SDGs(エスディージーズ)」という言葉。学校の授業や仕事を通じて「SDGs」を知った、という人も多いのではないでしょうか。 日本でもほぼ2人に1人が「聞いたことがある」と答えるなど、その認知度は確実に上がっています。 ここではあらためてSDGsとはなにか 、SDGsが掲げている目標と、実際の取り組みをご紹介しつつ解説していきます。 SDGs(持続可能 朝日新聞 2030 SDGs


昨今の流れについて

昨今、大雨、異常気温など気象から地球環境の異変が肌に感じられるほどになっています。
その原因の一つとして、地球温暖化があります。
世界でも、途上国、先進国で足並みを合わせるために2015年にSDGsが国連で採択されました。

その流れを組み、アメリカのバイデン大統領が、2050年までに 二酸化炭素排出実質ゼロ(カーボンニュートラル)を宣言することを公約として掲げ、当選。
日本も菅首相が2020年10月にカーボンニュートラルの声明を発表し、
世界レベルで環境問題への動き出しています。

  カーボンニュートラルとは - 脱炭素ポータル|環境省 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、政府の取組みや気候変動の現状をご覧いただけます。 脱炭素ポータル|環境省

日本は震災をきっかけに、「社会のために何かできないか」という考えが強くなっています。
義援金、ふるさと納税、クラウドファンディングなど寄付や応援する動きが見られます。


施設も環境対策を行う必要性が出てくる

現在の若者を「ミレニアム世代、Z世代」といわれます。
将来お客様になる人たちが、今、何に興味があるでしょうか。

そもそもミレニアル世代、Z世代の定義はこちらです。

ミレニアル世代は、1980年から1995年の間に生まれて2020年に25歳から40歳を迎える世代です。 
インターネット環境の整備が飛躍的に進んだ時代に育ち、情報リテラシーに優れ、インターネットでの情報検索やSNSを利用したコミュニケーションを使いこなします。

Z世代とは、1996年から2015年の間に生まれて、2020年に5歳から24歳を迎え、
世界全体では人口の4分の1を占める世代です。
デジタルが当たり前の時代に生まれてきたことから「デジタルネイティブ」とも呼ばれます。

簡単にすると「40代以下でITに強い世代」です。

そのような若者世代の特徴は、「社会、環境への関心が高い」と言われています。

  ミレニアル世代とZ世代、社会・環境への関心高まる : SUSTAINABLE BRANDS JAPAN Sustainable Brands Japan(SB-J)は、ビジネスを切り拓くブランド・イノベーターへ向け「サステナブル(持続可能性)」の幅広い推進活動をサポートするとともに、継続的に討議するコミュニティの醸成を目指した情報発信をおこなっています。 SUSTAINABLE BRANDS JAPAN

日本では、地方公共団体は環境への取り組みをスタートしています。

  環境省_地方公共団体における2050年二酸化炭素排出実質ゼロ表明の状況 https://www.env.go.jp/policy/zerocarbon.html

2050年までにカーボンニュートラルを掲げた地域の総人口数は9600万人です。
日本の75%が、カーボンニュートラルに向けて動き出しています。

環境への取り組みが積極的な企業には、銀行からの融資も受けやすく流れがあります。

  ESGで資金調達を有利に 企業のESGに注目した債券の発行や融資の動きが拡大している。ESGファイナンスを実践する金融機関に、最新動向を解説してもらった。 日経ESG

環境問題に関心がある若者(将来のお客様)を取り込むため、地方の取り組み、銀行から融資など 様々な角度からも 施設も環境対策を行う必要性が出てくるでしょう。

カーボンニュートラルは2050年までの目標とされていますが
まず第一歩となるSDGsは2030年まで環境・飢餓・教育・平等など幅広げての目標です。

施設ができるSDGsへの取り組み

いきなり「SDGs」と言われても、何から手をつけてよいかわからないと思います。
具体的に施設ができる一例として

  • ストローなどの極力プラスチックを使わない
  • シャンプーを詰め替え式にして、廃棄をへらす
  • エコ掃除(連泊のお客様の掃除不要カード)
  • 国籍、性別、年齢に関係なく業務に適した人材の採用
  • 水、ビール、オレンジはすべて缶やペットボトルでなく瓶で提供
  • 速乾性、吸水性のある高機能タオルを使うことで、タオルを小さくでき、洗濯の効率UP
  • 生分解性や、代替プラスチック、プラスチックを減らした商品への切り替え
  • これらの取り組みを発表して、取り組みを広げる(教育)

満足度UP・手間の削減のために、日頃から行っている事が多いと思います。
まずは出来る所から始めてみましょう。

マインの取り組み

ホテルアメニティ専門メーカーの株式会社マインでは、
歯ブラシやヘアブラシの一部に竹粉を使った商品を作りました。業界として初の試みです。
現在竹粉は一部ですが、将来的には完全生分解プラスチックの実現を目指しています

SDGsへの取り組みの第一歩として、コスト的にも始めやすい商品となっております。

マインのバイオマス商品はこちら。

  ホテルアメニティのバイオマス商品 - ホテルアメニティの通販サイト マインオンラインショップ ホテルアメニティのバイオマス商品一覧。SDGsや地球環境について取り組みを行っている方向けの商材です。 ホテルアメニティのバイオマス商品 - ホテルアメニティの通販サイト マインオンラインショップ


※マインのバイオマスへの取り組みはこちらです↓

  バイオマスについて 株式会社マインのバイオマスについてのページです。歯ブラシの柄を一部プラスチックの代わりに、竹粉35%使ってプラスチックを減らした商品やパッケージをサトウキビ由来にするなど業界初で取り組みを行っています。 ホテル・旅館・施設の業務用アメニティ企画販売なら株式会社マイン

取り組みを発信することが大切

環境のために、良い商品を導入しても お客様に気づいてもらえないと意味がありません。

施設内で「SDGsに取り組んでいます」とPOPなどで伝えたり、 SNSへ発信することをオススメします。

SNSは「バズらせる、フォロワーを増やす」ことが目的になりがちですが
「毎日丁寧にやっています」を軸にすると続けやすいでしょう。
z世代、ミレニアム世代はSNSに強いので、見る人はちゃんと見ています。
インスタ映えしなくても、良い取り組みは、お客様が自然と拡散してくれます。
とにかく続けられる事で、続けていく事が一番大切です。こちらも持続可能を目指しましょう。

マイングループWEB担当

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